ポストハーベストの心配がない岡山県産のエサが主体です。酸化防止剤をつかっていないこだわりの魚粉など、納得できる素材を仕入れて自ら配合しています。もちろん着色料やビタミン剤などの余計な添加物は一切使っていません。また、すべての仕入れ先を公開していますので、「どこから何をどれくらい仕入れているか?」もご確認いただけます。
ポストハーベストって何?
一般の養鶏では、輸入とうもろこしが使われていますが、これには変質を防ぐため収穫の後に、農薬が散布されています。これを「ポストハーベスト」と言います。その有害な成分は黄身の色が示すように、タマゴに移行するのです。
配合が高い順に紹介します。
小米 | 40%(冬季55%) 吉備中央町産 |
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米ぬか | 20% 吉備中央町産 |
おから | 10% 岡山県産100%使用した大豆 |
菌床 | 10% 岡山県産キクラゲ原木から採取 |
カキガラ | 5% 丸栄株式会社さま |
魚粉 | 3% 熊本県産 |
緑餌 | 17-20% 鶏舎敷地内で採取 冬季は竹パウダー |
穀類
小米(吉備中央町産)
岡山県北部に存在する吉備中央町。ここはお米が美味しい町としても知られています。地産地消、コッコさんが育った環境で使われている水、空気をふんだんに取り込んでいるお米を使用することで、コッコさんの成長を促進。
仕入れ先:吉備中央町の農家さま
ヌカ類
米ぬか(岡山県産)
米ぬかは玄米の表面(糠層や胚芽)を削って精米した際に出てくる粉。抗酸化作用をもつビタミンE、体の構成成分になったり体内機能を調節するミネラル類、体の有害物質の排出を促進するフィチン酸などの成分が含まれています。 一方、表皮部分には整腸作用がある食物繊維などの成分が豊富。お米以上にパワーが含まれているのが米ぬかなんです。あおぞら養鶏場では、パワーある米ぬかをただあげる、ではなく、米、おからと混ぜて発酵させることで、栄養価を最大化してエサとしてあげています。
仕入先:有限会社須山商店さま
タンパク質(植物)
おから(岡山県産大豆のみ使用)
岡山県産大豆のみを使ったおからを使用。米ぬか・菌床・おからを入れて発酵させることで、栄養価を何倍も引き上げていきます。
仕入先:須山とうふ店さま
タンパク質(動物)
魚粉(酸化防腐剤・防虫剤・調整剤など不使用)
動物タンパクはコッコさんが卵を産むために必要な栄養素。魚粉を使うことで産卵率が上がりますが、使い過ぎると卵臭さが残る、という微妙な加減が必要な素材。あおぞら養鶏場では、最低限の魚粉を与えることで、コッコさんにとって無理のない産卵率を維持しながらも、質の良い卵を産んでもらっています。さらに、高品質(「人が食べても安全な魚粉)を使うことで、私たちが食べる時でも安心できるように配慮しました。
仕入先:有限会社陽商店さま
無機質
カキガラ
良質の卵生産はカルシウムの補給から。コッコさんは毎日毎日タマゴを産みます。毎日毎日コッコさんは体内に含まれているカルシウムを排出するわけですね。カルシウムだけではなく、ミネラルの吸収が極めて高い飼料ですので、エサに混ぜてあげています。
仕入れ先:丸栄株式会社さま
緑餌
人が野菜を食べるように、コッコさんも野菜を食べます。野菜を食べることで、コッコさんの血液は健康な「アルカリ性」に傾き、健康なコッコさんが産んだ卵は「きっと安全である」と私たちは信じています。緑餌を上げることで、エサに湿気が混じり、エサをあげる手間が増えますが、それでもコッコさんの健康のため、私たちは続けてまいります。
菌床(岡山県産キクラゲ)
仕入先:きらりファームさま
草(鶏舎敷地内に自生)
春~秋は鶏舎土地内にある草、冬季は地元の野菜、もしくは乳酸菌発酵させた竹パウダー。もちろんあおぞら養鶏場では、除草剤、農薬は一切使っていないのでご安心いただけます。
竹パウダー
竹皮を扱って100年以上続いている会社さまの竹パウダーを使用。「土壌にとって良いものは、きっとコッコさんにとっても良いはず」という視点で給餌しています。
仕入先:株式会社松本さま