「自然卵って平飼い卵と何が違うの?」とネットで卵を調べているうちに疑問に思ったことはありませんか?
スーパーでは平飼い卵を見かけるけれど、ネット通販では「自然卵」という表示も目にする。どちらも体に良さそうで、普通の卵よりも高価格。でも具体的に何がどう違うのか、価格に見合う価値があるのか、よくわからないという方も多いのではないでしょうか。
実は、『自然卵』と『平飼い卵』は全く異なる概念なのです。
かんたんに言うと、『平飼い』はニワトリの飼育方法を表す一般的な用語で、地面で鶏を飼育することを指します。一方、『自然卵』は故中島正氏が提唱した「自然卵養鶏法」という特別な養鶏法で生産された卵の名称です。
中島氏は、戦後の工業的な養鶏が主流になる中で、鶏本来の習性を活かした自然な飼育方法を追求し、1970年代に「自然卵養鶏法」として体系化しました。この養鶏法では「初産は遅い程良い」という信念のもと、日齢1日のヒヨコから育成し、餌に産卵促進剤や添加物を一切使わず、鶏を自然なペースで成長させます。さらに、卵本来の保護機能を守るため無洗卵で出荷するなど、徹底した品質重視の養鶏法なのです。
平飼い卵と自然卵の主な違い
項目 | 平飼い養鶏 | 自然卵養鶏 |
---|---|---|
価格 | 一般的 | 平飼い卵より高い傾向 |
餌 | 決まりなし | 緑餌、発酵飼料、完全自家配合(産卵促進剤・添加物不使用) |
飼育羽数 | 1平米あたりの定義なし | 1平米あたり3羽以内程度 |
育成方法 | 産卵直前の鶏を購入することが多い | 日齢1日のヒヨコから育成(義務化以外のワクチン・抗生物質不使用) |
デビーク | 定義なし | 行わない |
卵の処理 | 次亜塩素酸ナトリウムで洗浄することが多い | 無洗卵(クチクラ層を保護) |
産卵開始時期 | 特に決まりなし | 「初産は遅い程良い」(鶏を自然なペースで成長させる) |
実際に、この自然卵養鶏法を採用している「あおぞら養鶏場」では、「平飼い自然卵」として販売しています。つまり、平飼いという飼育方法に、自然卵養鶏法の理念と手法を組み合わせた、より質の高い卵ということです。
「あおぞら養鶏場の卵って高い」と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、それは自然卵養鶏法を採用しているから。手間とコストをかけた丁寧な飼育が、価格に反映されているということですね。
この違いを理解すれば、もう卵選びで迷うことはありません。
今回の記事では、自然卵と平飼い卵の本当の違いから、家族に最適な卵を見分ける具体的な方法まで、分かりやすく解説します。
読み終える頃には、「なぜこの卵を選んだのか」を家族に自信を持って説明でき、安心して卵かけご飯やお菓子作りを楽しめるようになります。ぜひ最後までお読みください!
この記事を書いている人
あおぞら養鶏場”カオルさん”
1978年生まれ。
「我が子に食べさせたい卵を作ろう」そんな想いで、日本一安全な吉備中央町でゼロから養鶏業を始めました。素人だった私が、鶏の幸せを第一に考える「鶏ファースト」飼育を追求。環境と餌に妥協なくこだわり、愛情たっぷりに育てた鶏たちが産む平飼い自然卵で、家族の笑顔を届けている。
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自然卵と平飼い卵の違いとは?本当に安全で美味しい卵の選び方
1. 自然卵と平飼い卵の基本的な違い
自然卵は「初産は遅い程良い」という理念に基づく特別な養鶏法
多くの方が「自然卵」と「平飼い卵」を同じようなものだと思われていますが、実際は大きく異なります。
平飼いは鶏の飼育方法を示す一般的な用語で、「地面で鶏を飼育する」ことを指します。しかし、飼育密度や餌の内容、産卵開始時期などに明確な基準はありません。
自然卵は故中島正氏が提唱した「自然卵養鶏法」という特別な養鶏法で生産された卵の名称。最も重要なのは「初産は遅い程良い」という理念で、産卵促進剤や添加物を一切使わず、鶏を自然なペースで成長させます。
つまり、自然卵は平飼い養鶏の中でも、効率を度外視してでも品質を追求する特別な養鶏法なんです。
あおぞら養鶏場の実例
実際に自然卵養鶏法を採用している「あおぞら養鶏場」では、「産卵率にこだわらず、鶏ファーストの飼育」を掲げています。
- 1平米2羽の薄飼い(一般的な平飼いの半分以下)
- 日齢1日のヒヨコから育成(義務化以外のワクチン・抗生物質不使用)
- 100%国産飼料による完全自家配合
- 緑餌を餌の20%配合
- 産卵促進剤・添加物は一切使用しない
- デビーク(くちばしカット)なし
- 無洗卵(次亜塩素酸ナトリウムで洗浄しない)
- 育成を急がず強健に育てる、無理に産ませずに卵質を良くする
2. 「初産は遅い程良い」が生む品質の違い
産卵を急がない飼育が卵の品質向上に直結します
一般的な養鶏では効率を重視して産卵促進剤や添加物を使い、生後4〜5ヶ月で産卵を開始させます。しかし、これには大きな問題があります。
一般的な養鶏が産卵直前の鶏を仕入れる理由
一般的な平飼い養鶏農家は、産卵直前(生後4〜5ヶ月)の鶏を購入します。これにより育成コストやリスクを避けられますが、それまでにワクチンや抗生物質が使用されています。
自然卵養鶏法がヒヨコから育てる理由
「健康な鶏からは健康な卵が生まれる」という信念のもと、自然卵養鶏法では日齢1日のヒヨコから育成。義務化以外のワクチン・抗生物質を使わないためには、この方法しかありません。
ただし、これには大きなリスクとコストが伴います。
- 卵を産むまで6〜8ヶ月の育成期間とコスト
- すべてのヒヨコが成鶏まで育つわけではない
- 育成中の事故や病気のリスク
それでもヒヨコから育てる理由は、本当に安全で健康な卵を作りたいという信念があるからです。
項目 | 内容 |
---|---|
産卵促進剤・添加物の悪影響 | ・体が未熟な状態での産卵開始により鶏の健康に負担 ・ストレス増加で免疫力低下 ・化学物質が卵質に悪影響 |
自然なペースの成長効果 | ・日齢1日のヒヨコから育成し、体を十分に発達 ・義務化以外のワクチン・抗生物質不使用で自然な免疫力を獲得 ・ストレスフリーで免疫力向上 ・長期間良質な卵を産み続ける ・栄養豊富で美味しい卵 |
無洗卵で自然な保護機能を維持
一般的な卵の洗浄処理 多くの卵は出荷前に次亜塩素酸ナトリウム(水道水の殺菌や哺乳瓶の消毒にも使われる食品添加物)で洗浄されます。見た目は綺麗になりますが、重要な問題があります。
洗浄による問題点
- 卵の表面のクチクラ層が除去される
- クチクラ層は細菌の侵入を防ぐ自然な防御機能
- 洗浄により細菌に弱くなる(サルモネラ菌などのリスクが高まる可能性)
- 匂いに敏感な人は次亜塩素酸ナトリウムの匂いを感じる場合がある
自然卵養鶏場の無洗卵
あおぞら養鶏場では、卵の汚れは以下の方法で対応しています。
- やすりで汚れを削る
- 水拭きで清拭する
- クチクラ層を保護して自然な保存性を維持
あおぞら養鶏場の卵の特徴(お客さまの声)
実際にあおぞら養鶏場の平飼い自然卵を食べた方のアンケート結果をご覧ください。
味の特徴
- 「卵独特の臭みがない」
参考のお客さまの声:神奈川県のお客さまも納得!平飼い自然卵の臭みなし
参考のお客さまの声:神奈川県でお母さまにも好評!平飼い自然卵の臭みなし品質 - 「黄身が甘い」
参考のお客さまの声:福島県から黄味の甘さに感動!平飼い自然卵の生臭さゼロ品質
参考のお客さまの声:千葉県からお日さまの香りを実感!平飼い自然卵の甘い美味しさ - 「後味が残らない」
参考のお客さまの声:探していた昔の放し飼い卵に近い!平飼い自然卵の濃厚な味 - 「子どもが卵かけご飯をおかわりするようになった」
参考のお客さまの声:Yさまからの声をいただきました。「黄身がとっても綺麗! とにかく美味しい!」
食感・見た目の特徴
- 「黄身がプリプリしている」
参考のお客さまの声:スーパー卵より格段に美味!平飼い自然卵のマイルドプリプリ食感
参考のお客さまの声:烏骨鶏卵からの乗り換えで感動!平飼い自然卵の大きくプリプリ
安全性への評価
- 「アレルギー持ちの人も食べられた」
参考のお客さまの声:アレルギー持ちのお子さまも完食!平飼い自然卵のさっぱり優しさ
これらの違いは、「自然卵養鶏」を実践している結果だと確認しています。
3. 価格差の理由と正当性
価格が高いのは品質重視の結果です
「あおぞら養鶏場の卵って高い」と感じる方もいらっしゃるでしょう。しかし、価格差には明確な理由があります。
効率重視 vs 品質重視のコスト比較
項目 | 一般的な養鶏(効率重視) | 自然卵養鶏法(品質重視) |
---|---|---|
飼育密度 | 1平米5〜20羽 ※義務なし | 1平米2〜3羽 |
産卵開始 | 生後4〜5ヶ月 | 生後6〜8ヶ月 |
育成方法 | 産卵直前の鶏を購入 | 日齢1日のヒヨコから育成 |
産卵率 | 90% | 60-80% |
餌 | 配合飼料 | 国産飼料・緑餌・発酵飼料・自家配合 |
家族の健康への投資として考えれば、決して高すぎる金額ではありません。
4. 良い自然卵を見分ける方法と購入先
5つのポイントで本物の自然卵を見分けられます
「自然卵」という表示があっても、品質は生産者によって大きく異なります。以下の5つのポイントを確認しましょう。
チェックポイント1:「初産は遅い程良い」の理念を公開しているか
- ホームページに理念の記載があるか
- 効率より品質を重視する姿勢が明確か
- 中島正氏や「自然卵養鶏法」への言及があるか
チェックポイント2:ヒヨコから育成し、不要な薬剤を使用していないか
- 日齢1日のヒヨコからの育成
- 義務化以外のワクチン不使用の明記
- 抗生物質不使用の明記
- 産卵促進剤・添加物不使用の明記
チェックポイント3:飼育密度(1平米3羽以内)を守っているか
- 具体的な飼育密度の数値公開
- 1平米あたり3羽以内の基準
- 「薄飼い」「低密度飼育」の表現
チェックポイント4:緑餌・発酵飼料・自家配合を実施しているか
- 緑餌の配合割合(理想は15-20%)
- 無薬剤発酵飼料の使用
- 完全自家配合の実施
チェックポイント5:無洗卵で自然な保護機能を保っているか
- 次亜塩素酸ナトリウムで洗浄していないことの明記
- クチクラ層を保護する方針
- 「無洗卵」の表示
- 自然な保存性への配慮
購入方法
農場直販が最も確実 自然卵は一般的にスーパーには並びません。生産者から直接購入するのが最も確実です。
分類 | 内容 |
---|---|
メリット | ・生産者の理念や飼育方法を直接確認できる ・新鮮な卵を適正価格で入手可能 ・「初産は遅い程良い」への取り組み姿勢が分かる |
見つけ方 | ・インターネットで「自然卵養鶏法」「初産は遅い程良い」で検索 ・農業関連ウェブサイトの活用 ・SNSでの情報収集・口コミや紹介 |
家族のニーズ別選び方
小さな子どもがいる家庭 添加物不使用の自然卵がおすすめ。臭みがないため子どもも喜んで食べます。
- アレルギー体質の家族 薬剤・添加物不使用の自然卵が安心。実際に「アレルギー持ちの人も食べられた」という報告があります。
- お菓子作りが趣味 品質重視の自然卵で仕上がりが格段に向上。「バニラエッセンスを使わなくてよくなった」という声も。
- 予算重視 まずは信頼できる平飼い卵から始めて、徐々に自然卵に移行することをおすすめします。
- 健康志向の高い家庭 自然卵養鶏法を採用している農場の卵が最適。あおぞら養鶏場のような透明性の高い生産者を選びましょう。
まとめ
自然卵と平飼い卵の違いを理解することで、卵選びの基準が明確になります。
重要なポイント
- 自然卵は「初産は遅い程良い」という理念に基づく特別な養鶏法
- 平飼い卵は飼育方法を示す一般的な用語(品質は生産者により様々)
- 価格差は効率を犠牲にした品質重視の結果
- 5つのチェックポイントで本物の自然卵を見分けられる
行動すべきこと
- 5つのチェックポイントを確認して信頼できる生産者を見つける
- まずは少量から試してみる
- 家族の反応を確かめて継続購入を検討する
- 生産者との継続的な関係を築く
あおぞら養鶏場のような「自然卵養鶏」を実践している生産者の卵は、価格は高くなりますが、それに見合う価値があります。
家族の健康と安全、そして本当に美味しい卵を求めるなら、自然卵養鶏法による卵を選ぶことをおすすめします。
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