安全な卵の選び方|産卵日で判断!子どもに安心な卵を見分ける5つのコツ

お子さんと一緒にスーパーに行くたびに、卵売り場で迷ってしまうことはありませんか?

5歳と2歳の子どもと買い物をしていると、「どの卵を選べばいいの?」と悩んでいる間に子どもたちがぐずり始めて、結局いつものように一番手前にある卵を適当に選んでしまう…。そんな経験、きっとあなたにもあるはず!

実は、私たちが当たり前のように確認している「賞味期限」では、卵の本当の新鮮さはわからないのです。

なぜなら、賞味期限は包装日から約2週間後に設定されることが多く、肝心の「いつ産まれた卵なのか」がわからないからです。同じ賞味期限でも、実際の産卵日が1週間も違うケースがあるんですね。お子さんの健康を第一に考えるなら、本当にチェックすべきは「産卵日」なのです。

ここでご紹介する5つのチェックポイントを押さえれば、忙しい子育て中でもスーパーで3分以内に、お子さんに安心して食べさせられる本当に良い卵を選べるようになります。

産卵日を基準に卵を選ぶことで、食中毒のリスクを大幅に減らし、家族からの「美味しい!」の声が格段に増えることがわかっています。さらに、卵選びにかける時間も半分以下に短縮できるため、子どもたちを待たせるストレスからも解放されるでしょう!

この記事では、賞味期限に騙されない正しい卵の選び方から、意外と知らない「濃い卵の真実」まで、子育てママが本当に知っておくべき卵選びの全てをお伝えします。

読み終える頃には、あなたも卵売り場で迷うことなく、「この卵なら子どもたちに安心して食べさせられる」と確信を持って選択できるようになります。そして何より、家族みんなが「今日の卵料理、いつもより美味しいね!」と笑顔になる食卓を実現できるでしょう。ぜひ最後までお読みください!

この記事を書いている人
あおぞら養鶏場”カオルさん”
カオルさん
1978年生まれ。
「我が子に食べさせたい卵を作ろう」そんな想いで、日本一安全な吉備中央町でゼロから養鶏業を始めました。素人だった私が、鶏の幸せを第一に考える「鶏ファースト」飼育を追求。環境と餌に妥協なくこだわり、愛情たっぷりに育てた鶏たちが産む平飼い自然卵で、家族の笑顔を届けている。

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1. 【衝撃の事実】賞味期限に騙されている!卵選びの大きな間違い

多くのママが卵を選ぶ時、真っ先にチェックするのが「賞味期限」ですよね。でも実は、賞味期限だけを見て卵を選ぶのは大きな間違いだということは知ってましたか?

なぜ賞味期限では卵の新鮮さがわからないのか?

賞味期限は「包装日から約2週間後」に設定されることが一般的です。つまり、卵が実際にいつ産まれたのかは全くわからないのです。日本の法律では、製造日は「最終加工した日」と定義されており、「産卵日」だけではなく「パック詰めした日」も製造日とすることができるから(2025年6月1日時点)です。

例えば、こんなケースがあります。

ケースA: 1月10日産卵 → 1月15日包装 → 賞味期限1月29日
ケースB: 1月3日産卵 → 1月8日包装 → 賞味期限1月22日

同じ1月20日に買い物に行った場合、ケースBの方が賞味期限は早いのに、実際はケースAの方が新鮮な卵ということもありえるわけですね。

事実、食品工場に長年勤めた経験をもつ河岸 宏和氏の著書「スーパーの裏側」でも、約30ページにわたって卵業界での「ごまかし」が掲載されています。合わせてお読みください。

子どもの安全を考えるなら「産卵日」が重要

厚生労働省の食中毒統計によると、卵による食中毒(サルモネラ菌)の多くは鮮度の低下が原因。特に小さなお子さんは大人より免疫力が低いため、できるだけ新鮮な卵を選ぶことが重要になります。

日本卵業協会の基準では、生食用卵は「産卵後概ね7日以内」とされており、これは賞味期限とは全く別の基準なのです。

流通過程での日数のブレ

スーパーで販売されている卵は、以下のような流通過程を経ています:

  1. 産卵日 → 農場での収集・洗浄
  2. 1〜3日後 → 選別・包装
  3. 包装日 → 出荷
  4. 1〜5日後 → 店頭販売

この流れを見てもわかるように、同じ賞味期限でも実際の産卵日には大きなバラつきがあるのです。

だからこそ、本当に新鮮で安全な卵を選ぶには、産卵日をチェックすることが絶対に必要なのです。

2. 【核心】産卵日で決まる!食べ方別・安全な卵の選び方

産卵日がわかったら、次は「どう食べるか」によって選ぶ基準を変えることが大切!生食と加熱調理では、求められる鮮度レベルが全く違うからです。

食べ方別・産卵日からの推奨期間

卵かけご飯・生食用:産卵日から7日以内

生で食べる場合は、最高レベルの鮮度が必要です。

選び方の例:

  • 今日が1月20日の場合 → 1月13日以降に産卵された卵を選ぶ
  • お子さんに卵かけご飯を食べさせたい時は、この基準を必ず守りましょう

なぜ7日以内なのか?
食品衛生法に基づく生食用卵の流通基準では、産卵後概ね7日以内とされています。これは、サルモネラ菌などの食中毒リスクを最小限に抑えるための科学的根拠に基づいた基準。

半熟卵・温泉卵用:産卵日から14日以内

半加熱調理なら、生食より少し古い卵でも安全に食べられます。

選び方の例

  • 今日が1月20日の場合 → 1月6日以降に産卵された卵を選ぶ
  • お弁当の卵焼きを半熟にしたい時などに最適

完全加熱調理用:産卵日から30日以内(夏季であれば25日以内)

ゆで卵や卵焼きなど、完全に火を通す料理なら、産卵から30日以内(夏季であれば25日以内)の卵で十分安全です。

選び方の例

  • 今日が1月20日の場合 → 12月21日以降に産卵された卵でOK
  • しっかり火を通すお料理なら、特売の卵でも産卵日をチェックして選べば安心

田中美咲さん(32歳・2児の母)の実践例

「以前は賞味期限だけを見て、いつも同じような卵を買っていました。でも産卵日を基準にするようになってから、用途に合わせて卵を選び分けています。

朝の卵かけご飯用には産卵5日以内の新しいもの、お弁当の卵焼き用には産卵2週間以内のものと使い分けることで、家計にも優しく、子どもたちにも安心して食べさせられるようになりました。」

実際の食中毒発生率データ

実際の汚染率と安全性データは以下の通りです。

卵のサルモネラ汚染率

  • Scientific Americanの報告によると、卵のサルモネラ感染率は約20,000個に1個程度と非常に低い
  • 農林水産省の調査では、市販鶏卵のサルモネラ汚染率は0.0027%程度
  • 厚生労働省の統計では、近年のサルモネラ食中毒は年間患者数3,000人程度で推移

産卵日による安全期間
日本卵業協会の基準では、生食用鶏卵は産卵日から21日以内を限度とし、季節による安全期間は以下の通り。

  • 夏期(7~9月):産卵後16日以内
  • 春秋期(4~6月、10~11月):産卵後25日以内
  • 冬季(12~3月):産卵後57日以内

これらの科学的根拠に基づき、産卵日7日以内での生食、30日以内での加熱調理という基準が設定されています。なお、サルモネラ菌は70℃で1分間以上加熱すると死滅します。
※情報元:「Quantitative risk assessment of foodborne Salmonella illness by estimating cooking effect on eggs from retail markets」より

3. スーパーで3分!安全な卵を見分ける5つのチェックポイント

お子さんを待たせることなく、確実に良い卵を選ぶための具体的な手順をご紹介します。この5つのポイントを順番にチェックするだけで、3分以内に最適な卵を見つけることができます

チェックポイント1:産卵日を確認(30秒)

最も重要なポイントです。産卵日の確認方法をマスターしましょう。

産卵日の見つけ方

パッケージ上部や側面を確認

  • 「産卵日:○月○日」の記載を探す
  • 英数字のコード表記の場合もあり

よくある表記パターン

※あおぞら養鶏場のパッケージ

  • 標準表記:「2024.01.15」「2024年1月15日」
  • 省略表記:「24.1.15」「1/15」
  • コード表記:「115」(1月15日の意味)

記載場所

  • パック上面のラベル(最も多い)
  • 側面のシール
  • 底面のスタンプ

実践のコツ

  • 産卵日記載がない商品は避ける
  • 同じ価格帯なら産卵日が新しいものを選択
  • 複数パックがある場合は奥の方(新しい商品)もチェック

チェックポイント2:殻の状態をチェック(30秒)

ひび割れは細菌侵入の原因となるため、必ず確認しましょう。

確認方法

  • 目視確認:パック越しに卵の表面を見る
  • 触感確認:パックの上から軽く触れてみる

NGな卵の特徴

  • 少しでもひび割れがある
  • 表面に汚れが付着している
  • 表面がザラザラしている

養鶏場が間違いなくチェックしていますが、「万が一」も考えてチェックしてみてください。

チェックポイント3:殻の固さをチェックする(購入後確認)

ここからは正直なところ買ってみないとわからないポイントになります。購入後に確認できるポイントですが、新鮮で良質な卵は殻が固くしっかりしています

科学的根拠はありませんが、卵の固さは卵の食中毒の要因の95%を占めるサルモネラ菌をガードしてくれる役割がある、と言われています。

確認方法

  • 購入後の確認:軽く指で押してみる(割れない程度に)
  • 茹でる時の確認:殻の剥けやすさで判断
  • 割った時の観察:殻の厚みをチェック

良い卵の特徴

  • 殻がしっかりしていて厚い
  • ゆで卵の殻がツルンと剥ける
  • 割った時に殻が細かく砕けない

次回購入時の参考に

「このブランドの卵は殻がしっかりしているな」「このメーカーは殻が薄いかも」など、メモしておくと次回の選択に役立ちます。

チェックポイント4:思い切って新しいブランドに挑戦する

普段選ばないブランドを試すことで、家族にぴったりの卵を発見できます。

挑戦のすすめ

  • 月1回のルール:毎月1つは違うブランドを試す
  • 地元産への挑戦:地域の小規模農家の卵も候補に
  • 価格帯を変える:いつもより少し高い卵、安い卵も試してみる

田中美咲さんの体験

「最初は勇気がいりましたが、思い切って地元の農家さんの卵を買ってみたら、子どもたちが『この卵、美味しい!』と大喜び。今では我が家の定番になっています。普段選ばない卵を試すことで、本当に美味しい卵に出会えました。」

チェックポイント5:購入後の確認で次回の参考にする

実際に使ってみないと真の品質はわからないため、購入後の確認が重要です。

黄身の状態

確認ポイント

※参考:あおぞら養鶏場の卵

  • 黄身の色と弾力:濃すぎず、適度な弾力があるか
  • 白身の透明度:透明で粘りがあるか
  • 臭い:変な臭いがしないか
  • 家族の反応:「美味しい」の声が聞けるか

記録のコツ

  • スマホのメモ機能を活用
  • 「○○ブランド:子どもが喜んだ」
  • 「△△農場:殻がしっかりしていた」
  • 「××店:産卵日が新しい」

継続購入の判断基準

良かった卵の特徴

  • 家族が「美味しい」と言った
  • 調理しやすかった
  • 臭みがなかった

※あおぞら養鶏場でいただいたお客さまの声を参考にしてみてください。

避けるべき卵の特徴

  • 変な臭いがした
  • 殻が薄くて割れやすかった
  • 子どもが嫌がった

この5つのチェックポイントを習慣にすることで、あなたも卵選びのプロになれます。最初は慣れないかもしれませんが、2〜3回実践すれば自然にできるようになりますよ。

4. 【重要】「濃い卵=美味しい卵」という大きな勘違い

多くの方が信じている「濃い卵ほど美味しくて栄養価が高い」という常識。実は、これは大きな間違いなのです。

卵の「濃さ」の正体は「臭み」

本当に新鮮で良質な卵は、臭みがなくあっさりとした味をしています。私たちが「濃い」と感じているのは、実は飼料や飼育環境による臭みである可能性が高いのです。

なぜ間違いが生まれたのか?

「濃い味=美味しい」という思い込みから、多くの消費者が濃い卵を求めるようになりました。しかし、この「濃さ」には以下のような原因があります:

  • 飼料の影響:人工的な添加物による味の変化
  • 飼育環境:ストレスの多い環境で育った鶏の卵
  • 鮮度の低下:時間が経過して発生する臭み

慣れてしまうと、この臭みを「コク」や「濃厚な味」と錯覚してしまうのです。

あおぞら養鶏場のアンケート結果が証明

実際にあおぞら養鶏場で実施されたアンケート調査では、驚くべき結果が出ています。

パイナップルの神様さまからの声をいただきました。
たまご臭さがほとんどなくて良かったです。
https://aozora-farm.jp/voice_painappulenokamisama_sama

ルーシェさまからの声をいただきました。
卵独特の臭み?がない、食べやすい
https://aozora-farm.jp/voice_ru-she_sama

ゆうりんママさまからの声をいただきました。
白身の弾力があり生卵の臭みもなく美味しくて白米を食べすぎてしまう事が心配です
https://aozora-farm.jp/voice_yuurinmama_sama

その他にもあおぞら養鶏場では多くのお客さまの声をいただいておりますので、合わせてご覧ください!

とあるパティシエさまの体験談

「普段から味見で胸焼けを起こしていました。あおぞら養鶏場さんの卵を使ったら、胸焼けを起こすことがなくなったんです。『そっか!卵の旨みだと思っていたのは「臭み」だったんだな。』と初めて気づきました。卵の臭みがないので、プレーンケーキを作る時にバニラ(臭み消し)を入れることがなくなりました。バニラを入れなくても美味しいケーキが作れるようになって嬉しいです。」

本当に良い卵の特徴

あおぞら養鶏場の平飼い自然卵
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味の特徴

  • 臭みがなくあっさりとした味
  • 後味がすっきりしている
  • 自然な甘みを感じる

見た目の特徴

  • 白身が透明で弾力がある
  • 黄身が適度な色(濃すぎない)
  • 黄身に弾力があり、箸で持ち上げても崩れにくい

調理時の特徴

  • 変な臭いがしない
  • 泡立ちが良い(お菓子作りに最適)
  • 加熱しても固くなりすぎない

見分けるコツ

1週間テストをしてみる

新しいブランドの卵に切り替えた時は、1週間続けて食べてから判断しましょう。最初は「物足りない」と感じても、それが自然な卵の味である可能性があります。

子どもの反応を観察

子どもは素直なので、本当に美味しい卵は嫌がらずに食べてくれます。「卵料理を嫌がるようになった」「食べるのを途中でやめる」などの反応があれば、その卵には問題があるかもしれません。

調理後の臭いをチェック

卵焼きやゆで卵を作った時に、変な臭いがしないかをチェックしてください。良い卵は調理後も臭いが少なく、キッチン全体が卵臭くなることもありません。

まとめ:本当の美味しさを知ろう

「濃い卵神話」から抜け出すことで、あなたとお子さんは本当に美味しい卵の味を知ることができます。最初は物足りなく感じるかもしれませんが、それこそが卵本来の自然で上品な味なのです。

家族の健康と満足のために、ぜひ一度「あっさりした卵」を試してみてください。きっと新しい発見があるはずです。

5. 年齢別・子どもに安全な卵の与え方

お子さんの年齢により消化能力やアレルギーリスクが異なるため、年齢に応じた卵の与え方を知っておくことが大切です。

2歳児への卵の与え方

基本原則:完全加熱必須

2歳のお子さんには、必ず完全に火を通した卵料理を与えましょう!

推奨する産卵日基準

  • 完全加熱調理:産卵14日以内推奨
  • 生食・半熟:絶対に避ける

おすすめ調理法

  • 卵焼き:中まで完全に火を通す
  • ゆで卵:固ゆで(12分以上)
  • 卵入りご飯:チャーハンなど、しっかり加熱したもの

注意すべきポイント

  • 卵白が透明でないことを確認
  • 黄身が完全に固まっていることを確認
  • 一度に大量に与えず、少しずつ様子を見る

5歳児への卵の与え方

基本原則:半熟も可能、生食は慎重に

5歳になると消化能力も発達するため、半熟卵も楽しめるようになります。

推奨する産卵日基準

  • 生食:産卵7日以内なら可能(ただし慎重に)
  • 半熟調理:産卵14日以内
  • 完全加熱:産卵30日以内

おすすめ調理法

  • 半熟卵焼き:外は固く、中心部は少し柔らかく
  • 温泉卵:70度で30分程度加熱
  • 卵かけご飯:新鮮な卵(産卵7日以内)限定で

生食を与える時の注意点

  • 産卵日が7日以内の卵のみ使用
  • 体調が良い時のみ
  • 初回は少量から始める
  • 食後の様子を観察

アレルギーに関する注意事項

初回摂取時の観察ポイント

卵アレルギーは子どもに多いアレルギーの一つです。初めて卵を与える時、または新しいブランドの卵を試す時は、以下の点に注意しましょう。

摂取前のチェック

  • お子さんの体調が良いか
  • 病院が開いている時間帯か
  • 他の新しい食材を同時に与えていないか

摂取後の観察ポイント(30分〜2時間)

  • 皮膚症状:じんましん、赤み、かゆみ
  • 消化器症状:嘔吐、下痢、腹痛
  • 呼吸器症状:咳、鼻水、呼吸困難
  • 全身症状:機嫌が悪い、ぐったりしている

アレルギーが疑われる場合の対応

軽い症状の場合

  • 様子を観察しながら水分を与える
  • 症状が続く場合は小児科を受診

重い症状の場合

  • すぐに救急車を呼ぶ(119番)
  • 呼吸困難や意識がもうろうとしている場合は特に緊急

アレルギー予防のコツ

  • 少量から始めて徐々に量を増やす
  • 卵黄から始めて、慣れたら全卵へ
  • 加熱した卵から始めて、慣れたら生卵へ
  • 体調の良い時に試す

年齢別まとめ表

年齢生食半熟完全加熱推奨産卵日
0〜1歳××7日以内
2〜4歳×14日以内
5歳以上用途による

※△は慎重に、×は避ける

実践のコツ

段階的に慣れさせる

いきなり生卵を与えるのではなく、完全加熱→半熟→生食の順番で慣れさせていきましょう。

お子さんの好みを尊重

無理に食べさせる必要はありません。嫌がる場合は、調理法を変えたり、他の食材と組み合わせたりして工夫してみてください。

楽しい食事時間を作る

「今日の卵は新鮮だから美味しいよ」「一緒に卵料理を作ろうか」など、卵に対するポジティブなイメージを育てることも大切です。お子さんの成長に合わせた卵の与え方をマスターして、安全で楽しい食事時間を作ってくださいね。

6. よくある質問|産卵日について知っておきたいポイント

産卵日による卵選びを始めると、様々な疑問が出てくると思います。よくある質問にお答えして、確信を持って卵選びができるようになりましょう。

Q1:産卵日表記がない卵は危険?

A:危険というわけではありませんが、避けることをおすすめします。

産卵日表記がない卵でも、法的な基準は満たしているため「危険」とは言えません。しかし、以下の理由から避けることをおすすめします:

避けるべき理由

  • 本当の新鮮さが判断できない
  • 生食用として適しているかわからない
  • お子さんの安全を考えるとリスクが高い

例外的なケース

  • 完全加熱調理のみに使用
  • 信頼できる地元の農家から直接購入
  • 包装日が明記されていて、かつ包装から3日以内

田中美咲さんの体験: 「以前は産卵日表記のない安い卵をよく買っていましたが、子どもたちのことを考えて産卵日表記のある卵に変えました。値段は少し高くなりましたが、安心感が全然違います。」

Q2:特売の卵でも産卵日が新しければ安全?

A:産卵日が新しければ、特売品でも安全に食べられます。

特売になる理由は様々で、必ずしも品質に問題があるわけではありません。

特売になる主な理由

  • 大量仕入れによるコストダウン
  • 新商品の販促
  • 在庫調整
  • 見切り品(賞味期限が近い)

安全な特売卵の見分け方

  • 産卵日が7日以内なら生食OK
  • 産卵日が14日以内なら半熟調理OK
  • 産卵日が30日以内なら完全加熱でOK

注意すべき特売卵

  • 産卵日表記がない
  • パッケージが破損している
  • 明らかに賞味期限切れ間近

Q3:有機卵なら産卵日が古くても大丈夫?

A:有機卵でも産卵日による鮮度基準は同じです。

「有機」は飼育方法の違いであり、鮮度とは別の問題です。

有機卵の特徴

  • 有機飼料で育てられた鶏の卵
  • 抗生物質などの薬剤を使用していない
  • 自然に近い環境で飼育

鮮度の基準は同じ

  • 生食:産卵7日以内
  • 半熟:産卵14日以内
  • 完全加熱:産卵30日以内

有機卵だからといって、古い卵が安全になるわけではありません。むしろ、添加物が少ない分、鮮度管理はより重要とも言えます。

Q4:冷凍卵の場合の産卵日の考え方は?

A:冷凍卵は解凍後すぐに使い切り、生食は避けましょう。

最近人気の冷凍卵ですが、特別な注意が必要です。

冷凍卵の注意点

  • 解凍後は日持ちしない
  • 生食は避けて加熱調理のみ
  • 冷凍前の産卵日が重要

冷凍卵を安全に楽しむコツ

  • 産卵7日以内の新鮮な卵を冷凍
  • 解凍後24時間以内に使い切る
  • 完全加熱調理(卵焼き、ゆで卵等)に使用

冷凍卵のメリット

  • 黄身がもっちりとした食感になる
  • 長期保存が可能
  • 新しい食感を楽しめる

Q5:殻の固さが足りない卵はどうすれば?

A:そのブランドは避けて、別のメーカーの卵を試しましょう。

殻が薄い卵は、以下の問題がある可能性があります:

殻が薄い原因

  • 鶏の栄養状態が良くない
  • 飼育環境にストレスがある
  • 品種や個体差

対処法

  • そのブランドの購入を控える
  • 地元の農家や別メーカーを試す
  • 口コミや評判を調べる

良い殻の卵を見つけるコツ

  • 複数のブランドを試す
  • 地域の評判の良い農家を探す
  • 価格だけでなく品質を重視

田中美咲さんの体験: 「以前買った卵の殻がすごく薄くて、ゆで卵を作る時にボロボロになってしまいました。それ以来、そのブランドは避けて、地元の農家さんの卵に変えたら、殻がしっかりしていて扱いやすくなりました。」

Q6:産卵日が同じでも価格が違うのはなぜ?

A:飼育方法、飼料、ブランド力などの違いによるものです。

同じ新鮮さでも価格に差がある理由:

価格差の要因

  • 飼育方法:平飼い、放し飼い、ケージ飼い
  • 飼料の質:有機飼料、一般飼料、機能性飼料
  • ブランド力:知名度、マーケティング費用
  • 流通コスト:産地からの距離、流通経路

賢い選び方

  • 予算に合わせて最適なものを選ぶ
  • 家族の反応を見て判断
  • コストパフォーマンスを重視

高い卵が必ずしも良いとは限りません。お子さんが喜んで食べてくれる卵が、あなたの家族にとっての「ベストな卵」です。

まとめ

賞味期限ではなく産卵日が重要である理由

これまでお伝えしてきた通り、本当に安全で美味しい卵を選ぶには、賞味期限ではなく産卵日をチェックすることが絶対に必要です。

  • 賞味期限は包装日基準のため、実際の新鮮さがわからない
  • 同じ賞味期限でも産卵日に1週間以上の差がある場合も
  • お子さんの安全を考えるなら、産卵からの経過日数が重要

用途別の産卵日基準を覚えよう

この3つの基準を覚えておけば、迷うことはありません:

  • 卵かけご飯・生食用:産卵日から7日以内
  • 半熟卵・温泉卵用:産卵日から14日以内
  • 完全加熱調理用:産卵日から30日以内

5つのチェックポイントの再確認

スーパーで3分以内に良い卵を選ぶために、

  1. 産卵日を確認(30秒)
  2. 殻の状態をチェック(30秒)
  3. 殻の固さを確認(購入後)
  4. 新しいブランドに挑戦
  5. 購入後の確認で次回の参考に

「濃い卵神話」の間違いを理解しよう

本当に良い卵は「あっさり」していることを忘れずに!

  • 濃い味は臭みである可能性が高い
  • 良い卵は臭みがなく上品な味
  • お子さんの反応を見て判断する

今日から始める3つのアクション

1. 次回の買い物で産卵日をチェック

明日スーパーに行く時は、必ず産卵日を確認しましょう。最初は時間がかかるかもしれませんが、慣れれば30秒でチェックできるようになります。

2. 新しいブランドに1つ挑戦

いつもの卵と一緒に、試したことのないブランドを1つ買ってみてください。新しい発見があるかもしれません。

3. 家族の反応を観察・記録

お子さんが「美味しい」と言ってくれる卵を見つけるために、家族の反応をよく観察してください。スマホのメモ機能を使って、良かった卵の特徴を記録しておくと便利です。

あなたも卵選びマスターに

この記事でお伝えした方法を実践することで、あなたも「卵選びマスター」になることができます。

1ヶ月後のあなたは、、、

  • 卵売り場で迷うことがなくなっている
  • お子さんに自信を持って卵料理を作れている
  • 家族から「美味しい!」の声をたくさん聞けている
  • 買い物時間が短縮されて、ストレスが減っている

そして何より: お子さんの健康を守りながら、家族みんなが笑顔になる食卓を作ることができるのです。

卵選びは毎日のことだからこそ、正しい知識を身につけることで、長期的に大きな違いを生み出します。今日から新しい卵選びを始めて、家族の健康と笑顔を守ってくださいね。

皆さんも、ぜひお子さんの笑顔のために、産卵日チェックを始めてみましょう!

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