いつもあおぞら養鶏場をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
私たちは「平飼い自然卵」を育てる中で、美味しさはもちろんのこと、食材としての「機能性」を追求しています。鶏が寒さを凌ぐためにとうもろこしを多く食べる冬。
そんな自然のサイクルの中で生まれた現在の卵の栄養素(栄養価)を検査しましたのでご案内させていただきます。
■ 2025年12月度:最新の検査結果(可食部60gあたり)
冬の寒さを乗り越える鶏たちが育んだ、現在の栄養価です。日々の食事設計にお役立てください。
- PFCバランス(三大栄養素)
- エネルギー(熱量): 81 kcal
- たんぱく質(P): 7.1 g
- 脂質(F): 5.8 g
- 炭水化物(C): 0.06 g
- 健康維持を支えるミネラル
- カルシウム: 24.5 mg
- 鉄: 1.04 mg
- 亜鉛: 0.73 mg
- カリウム: 92 mg
- マグネシウム: 8.1 mg
なお、この栄養素が何を意味するのか?を調べるために、一般的な卵(日本食品標準成分表による数値)と比較しました。
■ 一般的な卵との比較(可食部100gあたり)
最新の検査結果を、一般的な卵の平均的な数値と比較したところ、あおぞら養鶏場の卵にはいくつかの顕著な特長が見られました。
| 栄養成分 | あおぞら養鶏場(2025.12) | 一般的な卵(目安) |
| エネルギー | 135 kcal | 142 kcal |
| たんぱく質 | 11.8 g | 12.2 g |
| 脂質 | 9.7 g | 10.2 g |
| 鉄 | 1.74 mg | 1.5 mg |
| 亜鉛 | 1.21 mg | 1.1 mg |
※「一般的な卵(目安)」の数値は、文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」の「鶏卵/全卵/生」の数値を参照しています。
■ 数値から見る「あおぞら養鶏場の卵」の違い
比較してわかる最大の特徴は、「低脂質・低カロリーでありながら、ミネラル分が豊富である」という点でした。以下、AIに分析してもらった結果を公開します。
- 理想のPFCバランスへの適性
一般的な卵に比べ、エネルギー(熱量)や脂質が抑えられています。これは、健康のためにPFCバランスを徹底されている方にとって、脂質をコントロールしながら質の良いたんぱく質を摂取できる、非常に効率的な食材であることを意味します。 - 微量栄養素(ミネラル)の充実
鉄(1.74mg/100g)や亜鉛(1.21mg/100g)といったミネラル分が、一般的な数値よりも高い傾向にあります。
■ 「この卵なら大丈夫」という確信のために
美味しさはもちろんのこと、数値としての裏付けがあること。それが、お客様に「この卵なら自分の健康を預けられる」と確信していただくための、あおぞら養鶏場なりの誠実さの形です。
自然のサイクルに合わせた「今、この瞬間の栄養」を、どうぞ安心してお召し上がりください。
検査詳細
- 報告書発行日: 2025年12月9日、2025年12月23日
- 検査品名: 卵
- 検査機関: 株式会社 食品微生物センター、他
- 検査方法: 近赤外分光法、I. C. P. 発光分光法
以上