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【定点観測報告】2026年7月版「今、この卵に含まれる栄養価」を公開

いつもあおぞら養鶏場をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

私たちは「平飼い自然卵」を育てる中で、美味しさはもちろんのこと、食材としての「機能性」を追求しています。

夏の暑さで鶏の食欲や飲水量が変化するこの季節。そんな自然のサイクルの中で生まれた現在の卵の栄養素(栄養価)を検査しましたのでご案内させていただきます。

2026年7月度:最新の検査結果(可食部60gあたり)

暑さの中でも元気に産んでくれた鶏たちが育んだ、現在の栄養価です。日々の食事設計にお役立てください。

なお今回は、ミネラル・ビタミンD・ビタミンEの3項目を検査しました。エネルギーやたんぱく質などのPFCバランスは今回未検査のため、次回の検査でご案内いたします。

健康維持を支えるミネラル

※可食部60gあたり

項目含有量
カルシウム30.9 mg
1.28 mg
亜鉛0.76 mg
カリウム92.4 mg
マグネシウム6.1 mg
リン120.6 mg
ナトリウム78 mg
0.04 mg

ビタミンD・ビタミンE

※可食部60gあたり

項目含有量
ビタミンD検出限界以下(<1.0 μg/100g)
ビタミンE(α-トコフェロール)1.8 mg
ビタミンE(γ-トコフェロール)0.18 mg

なお、この栄養素が何を意味するのか?を調べるために、一般的な卵(日本食品標準成分表による数値)と比較しました。

一般的な卵との比較(可食部100gあたり)

最新の検査結果を、一般的な卵の平均的な数値と比較したところ、あおぞら養鶏場の卵にはいくつかの特長が見られました。

栄養成分あおぞら養鶏場(2026.7)一般的な卵(目安)
ナトリウム130 mg140 mg
カリウム154 mg130 mg
カルシウム51.5 mg51 mg
マグネシウム10.2 mg11 mg
リン201 mg180 mg
2.13 mg1.8 mg
亜鉛1.26 mg1.3 mg
0.07 mg0.08 mg
ビタミンD検出限界以下(<1.0 μg)1.8 μg
ビタミンE(α-トコフェロール)3.0 mg1.0 mg
ビタミンE(γ-トコフェロール)0.3 mg0.6 mg

※「一般的な卵(目安)」の数値は、文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」の「鶏卵/全卵/生」の数値を参照しています。


数値から見る「あおぞら養鶏場の卵」の違い

比較してわかった特徴は、「ミネラルとビタミンEが充実している一方、ビタミンDは検出限界以下」という点でした。以下、AIに分析してもらった結果を公開します。

リンとカリウムの充実 一般的な卵に比べ、リンが約12%、カリウムが約18%多く含まれていました。夏場の代謝や産卵活動に伴うミネラル利用の変化が関係している可能性があります。

ビタミンEの豊富さ α-トコフェロール(ビタミンE)が3.0mg/100gと、一般的な卵の約3倍の水準でした。前回(2026年4月)の2.9mgからも大きな変動はなく、自家配合の発酵飼料による傾向が続いていると考えられます。

鉄の充実 2.13mg/100gと一般的な数値よりも高い傾向にありました。

ビタミンDは検出限界以下 今回も検出限界(1.0μg/100g)を下回りました。一般的な卵の目安(1.8μg)と比べると低い数値です。合成ビタミンDを添加していない自家配合飼料の特性が関係している可能性がありますが、断定はできません。良い数字だけでなく、この点も正直にお伝えします。


過去3回の推移比較(2025年12月/2026年4月/2026年7月)

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検査は年4回実施しています。直近3回(2025年12月・2026年4月・2026年7月)の数値を並べると、季節による変化の流れが見えてきます。

PFCバランス・その他の推移

※可食部100gあたり/2026年7月はPFC項目を未検査

栄養成分2025年12月2026年4月2026年7月12月→4月4月→7月
エネルギー135 kcal140 kcal未検査+4%
たんぱく質11.8 g14.7 g未検査+25%
脂質9.7 g8.8 g未検査−9%
炭水化物0.1 g0.4 g未検査(参考値)
食塩相当量0.38 g0.28 g未検査−26%
ナトリウム(塩分計)150 mg110 mg未検査−27%
水分77.5 g75.3 g未検査−3%

※炭水化物は数値が小さく検出誤差の影響を受けやすいため、変化率は参考値としてご覧ください。
※このナトリウム値はカロリー検査報告書に基づくもので、下記ミネラル検査のナトリウム値とは検査ロットが異なります。

ミネラルの推移

※可食部100gあたり

栄養成分2025年12月2026年4月2026年7月12月→4月4月→7月
カルシウム40.9 mg42.8 mg51.5 mg+5%+20%
マグネシウム13.5 mg12.0 mg10.2 mg−11%−15%
リン155 mg151 mg201 mg−3%+33%
1.74 mg1.83 mg2.13 mg+5%+16%
亜鉛1.21 mg1.00 mg1.26 mg−17%+26%
0.06 mg0.07 mg0.07 mg+17%±0%
マンガン検出限界以下検出限界以下検出限界以下変化なし変化なし
ナトリウム142 mg149 mg130 mg+5%−13%
カリウム153 mg143 mg154 mg−7%+8%

ビタミン・n-3系脂肪酸の推移

※可食部100gあたり/2025年12月は未検査項目あり

栄養成分2025年12月2026年4月2026年7月4月→7月
n-3系脂肪酸未検査0.26 g0.24 g−8%
ビタミンD未検査検出限界以下検出限界以下変化なし
ビタミンE(α-トコフェロール)未検査2.9 mg3.0 mg+3%
ビタミンE(γ-トコフェロール)未検査未検査0.3 mg

冬(2025年12月)から春(2026年4月)にかけては、たんぱく質が大きく増加(+25%)した一方、亜鉛は減少(−17%)していました。そして春から夏(2026年7月)にかけては、リン(+33%)と亜鉛(+26%)が大きく増加し、逆にマグネシウムとナトリウムは減少しています。

このように、季節ごとに増減する項目とその方向性が異なっており、一つの検査結果だけでは見えない変化が、3回分を並べることで見えてきます。年4回の定期検査を続けることで、こうした変化を透明に公開していきます。


「この卵なら大丈夫」という確信のために

美味しさはもちろんのこと、数値としての裏付けがあること。それが、お客様に「この卵なら自分の健康を預けられる」と確信していただくための、あおぞら養鶏場なりの誠実さの形です。

自然のサイクルに合わせた「今、この瞬間の栄養」を、どうぞ安心してお召し上がりください。


検査詳細

2025年12月度

  • 報告書発行日:2025年12月9日(カロリー検査)、2025年12月23日(ミネラル検査)
  • 検査品名:卵

2026年4月度

  • 報告書発行日:2026年3月27日(カロリー検査)、2026年4月11日(ミネラル検査)、2026年4月14日(ビタミンD検査)
  • 検査品名:卵

2026年7月度

  • 報告書発行日:2026年7月15日(ビタミンE検査)、2026年7月17日(ビタミンD検査)、2026年7月22日(ミネラル検査)
  • 検査品名:卵

検査機関

  • 株式会社食品微生物センター(カロリー検査)
  • 一般財団法人日本食品検査(ビタミンD検査)
  • 株式会社静環検査センター(ビタミンE検査)